プラントエンジニアに必要な資格を現役プラントエンジニアがお伝えします。
【祝】機械系保全技能士一級試験無事に合格!
実技のテストが98/100点で1問ミスでした。詰めが甘いですね。。
※この記事の【必要】な資格はMUSTでなくWANTであることをご承知おきください。
こんにちは! てるおじと申します。
私は昔から大規模な工事ができるプラントエンジニアに憧れはありました。
しかし、工場全体の経営などを把握するために視座を上げていく必要のある職種であり、
どんな資格が必要かといった内容もあまり知られてないようです。
そのため、今回は必要となってくる資格や知識がどんなものか書き出していきます。
ただ、現場の目線(経験)も必要不可欠ではないかと感じている今日この頃です。
ちなみに、プラントエンジニアの仕事の効率を上げれる実用的な道具や工具は
下記の記事にまとめてみたので、併せて参考にして下さい。

本記事ではプラントエンジニアに必要な資格について、語っていきたいと思います。
そして、資格好きなエンジニアの仲間が増えたら嬉しいです。
プラントエンジニアとは

まず、プラントエンジニアはプラント(工場)内の建設や設備設置などの工事を管理する技術者です。
また、建屋や設備の更新の際は古い建屋や設備の撤去についても管理を行います。
そして、一番大切なのは作業者達の安全を確保して災害や事故を起こさずに工事することです
業務規模が大きい工事範囲も広まり、作業者の安全確保が非常に大切になります。
工場内の安全基準ルール等も含めて安全の知識はかなり覚えて学ぶ必要があります。
しかし、プラントエンジニアも高年齢化が進んでおり需要の高まっている職業です。
てるおじのように、転職した先で大きな規模の仕事をしたい人にはおすすめです。
また、社内規定にもよると思いますが、基本プラントエンジニアになるための資格は不要
しかし、安全に関わる作業は資格を取得し現場で指示や注意ができる必要があります。
プラントエンジニアにおすすめの資格一覧
ちなみに、下記のリストがプラントエンジニアとして取得している資格です。
(2025年3月時点)
- ①酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者→受講済
- ②職長・安全衛生責任者→受講済
- ③玉掛け技能講習→受講済
- ④KY(危険予知)トレーナー講習→受講済
- ⑤危険物取り扱い責任者 乙種1類3類4類→筆記試験 合格済 次回は乙種5類
- ⑥自由研削砥石取り替え→特別教育受講済
- ⑦第二種電気工事士→筆記試験・実技試験 合格済→免許は未取得(笑
- ⑧機械保全技能士1級→学科及び実技受験合格済
- ⑨フルハーネス安全講習→前職にて受講済
- ⑩有機溶剤作業主任者技能講習→受講済
- ⑪特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者技能講習→受講済
- ⑫FSSC22000内部監査員→前職にて受講済

とても多いですね、、前職からもいくつかの資格を持参してますが、
安全に工事監督をするために知っておくべきことが多いこと多いこと
※全て会社の経費で取得させて頂いています。
生産系社会人の資格の登竜門と呼ばれる(?)乙四の資格を取った際の勉強法などは、
下記のリンクにまとめたのでご参考ください。
危険物取扱責任者は社会人なりたてのエンジニアなら取っておくといいことあるかも。
2025年度中に危険物取扱責任者は甲種を取得予定です。
今後取得予定の資格一覧
- 足場の組立など作業主任者(2025年度
- 危険物取扱責任者 →甲種目指すため、次回は乙種5類(2024年度〜2025年度
- 石綿取扱作業主任者(2025年→建築物石綿含有建材調査者講習(2025年度
- 消防設備士 甲種第二類&第四類(2025年度〜2026年度)
- エネルギー管理士(2026年
- ボイラー整備士(2026年
- 設備診断保全技能士 一級(2027年度
- 保全技能士 特級(2029年 まで受けれない
- フォークリフト(気が向いたら
- 技術士(まだ未定
- 一般衛生責任者(まだ未定

プラントエンジニアの手に職を付ける感が凄まじいですね。。。
個人目標は高く設定しましょう!
ちなみに、この記事はてるおじの資格取得メモでもあります。笑
プラントエンジニアの取るべき資格について 補足
まず、貴社のプラントが取り扱う範囲により他の資格が必要になるかもしれませんので、
本記事の内容は参考程度にお考えください。
そして、沢山の資格を取得し、どこに行っても責任と自信を持って活躍のできるような
プラントエンジニアになっていきたいものですね。
そして、やはりそのためにも日々の研鑽や努力を欠かさずに成長して行きましょうね。
確かに、資格勉強の全てが実務に直結することはまず有り得ませんが、
1部でも自身の成長や自信に繋がるのは間違いありません。
また、自身の才能を測るためのバロメーターになりますし、他人との比較にも使えます。
さらに、万が一今の職を辞めても、資格が貴方を支えてくれることがあるはずです。
そのため、私は皆さんに定期的な資格取得をプラントエンジニアとして強く推奨します。
プラントエンジニアに必要な共通知識
まず、プラントや企業によって多少異なりますが、共通の必要な知識をお伝えすると
- 安全
- 法令遵守(労働安全や環境配慮等)
- 現場のルールの遵守(食品では品質、医薬だとGMPといった内容が該当)
が基本となります。
また、資格もほとんど安全&法令に関わるものになっています。
そして、安全については、作業者の命を預かる身なので徹底して管理していきましょう。
一度のミスが命取り・後悔にならないように、元請けと抜け目なく会話しましょう。
効率化が進みましたが、書面での工事のやり取りだけではなく、現場で事前に会話することがとても重要です。
施行手順をしっかりと確認し、安全に作業ができることを確認しましょう。
作業者全員が不安なく作業できる環境を提供することが責務です。
ちなみに、昔よりも労働災害を起こさないように色々な基準やルールが国から設けられ、
昭和時代と比較すると年々と労働災害による事故の件数は減っています。
しかし、事故は油断から起きてしまったり、想定できないものがあったり、
ルールを作業現場に完全に徹底しても、災害件数0にすることは相当難しいのが現状です。
また、そもそもルールが新しく出来るのは、誰かが不幸な目にあったことに他なりません。
それらを肝に銘じ、限りなく0に近づける努力を 怠らず労働災害0を毎日意識していきましょう。
プラントエンジニアの必要な資格 まとめ
まずは、自身の所属するプラントのプラントエンジニアとして必要な資格を取りましょう。
特に、安全第一、法令遵守をするための資格が必要です。
共に働く作業者が安全に仕事ができるように心掛けましょう。
しかし、持っていないとプラントエンジニアを名乗れないような資格もありません。
つまり、社内でプラントエンジニアと認められればプラントエンジニアになれます。笑

室内の製造現場の稼働設備しか見ていなかった前職と比較して、
プラントエンジニアになってからは見る範囲がかなり広くなりました。
さらに、色んなことを学びながら一人前のプラントエンジニアを目指して行きたいと思います。
一緒に永久的に向上心をもったプラントエンジニアになってやりましょう!!
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