製造現場や工場で使えるおすすめの必携工具とその重要性(DIY工具としても大活躍)
こんにちは!製造現場経験10年の工具マニアのてるおじと申します!
「製造現場や工場で使える工具はどれがいいか分からない。」
「現場向けの工具のおすすめが分からない。」
「ある程度工具の種類は知ってるけどどのメーカーが良いんだろう」
そんな工具に纏わる悩みを解決すべく、工具マニアが本記事を書いていきたいと思います。
製造現場や工場で必要となる工具、世の中には様々な工具が溢れています。
そのため、私は楽天やAmazonなどのサイトで日々便利な工具を探して購入し、
それらの工具を使い作業効率を上げ続けている工具マニアの自称プロの1人です。笑
私が発見した工具の中から製造現場や工場で使えるおすすめの工具を紹介します。
工場や製造現場の工具について選りすぐりのおすすめを8品選びました。
製造現場や工場で使えるおすすめ工具の紹介をはじめるまえに
まず、私は工具を探すことも作業効率を上げるため一つの仕事と考え時間を割いてきました。
その結果、普通では簡単に解決できない問題も多数クリアできました。
つまり、ある程度の現場のトラブルは工具と知識があれば解決できる時代です。
しかし、現場でどの工具を使えばいいか、工具の種類も分からない人もいるでしょう
そこで、手探りでは大変なので、時間を少しでも短縮できるように、
工具マニアが便利でおすすめな製造現場や工場で使える実用的工具を紹介します
※ちなみに、会社で使用する工具は会社の経費で買うことを強く推奨します。
(労働におけるトラブルになるため会社で使うものは会社経費で購入しましょう。)
また、製造現場や工場によって、工具の材質の指定がある場合も気をつけて購入しましょう。
それでは、工具カテゴリの初めてのページです!!よろしくお願いします。
製造現場や工場に揃えるべきおすすめの工具について
製造現場や工場では、効率的で品質に繋がる作業に適切な工具の選択が重要です。
今回は、製造現場や工場で重要かつおすすめの8つのツールに焦点を当て、
それぞれの使い方や工具マニアの私が使っているおすすめの揃えるべき工具をご紹介します。
また、高品質の工具なので現場や工場の作業にも使えて、作業効率もUPします。
そして、これらのツールを使いこなし、生産性の向上と品質管理を実現しましょう。
①電動ドライバー
必要性: 電動ドライバーは、ねじ締めや緩め作業を迅速に行うための頼れる味方です。
また、手作業では時間と労力がかかる作業を、高速かつ正確に実行できます。
さらに、 トルクが足りない場合でなければ、DIYの作業にもおすすめです。
実際に、2018年頃くらいからプラスドライバー型の電動ドライバーが世の中に出回り、ドライバーを使う作業現場を席巻しています。
今回紹介する8選の中でも、一番出番も多く手にとってもらいたい工具です。
※インパクトドライバーとは違うものになります。
使い道: 大量のねじ締め作業やアセンブリ作業に使用されます。
また、トルクのコントロールや管理も可能で、作業の一貫性を保つのに役立ちます。
さらに、ビットを変えることでボルトや六角穴付きネジ、特殊ネジにも高速作業対応可能です。
しかし、工場の整理整頓ではビットのような細かい部品は嫌われると思いますので、
専用の収納ケースなどで因数をしっかりと管理できるようにしましょう。
ちなみに、前方にスイッチをずらせば締め込み、手前に引くと緩められ、直感で使える工具です。
おすすめの電動ドライバーは下記より詳細記事をご覧ください
工場や製造現場で使いたいおすすめ工具:電動ドライバー
ベッセル(VESSEL) 電ドラボール
電ドラボールは強いトルクのかかったネジを緩められないので、
下記のセットでスパナで回せるソケットをつけてスパナで一度緩めてから
電動で一気に回すと長く使えます。
②スパナ ③六角レンチ+α
必要性: スパナや六角レンチは、ボルトやナットの締め付けや緩め作業を行うのに欠かせません。
また、日常的によく使われる道具のためセットで持っておくことを推奨します。
使い道: 狭いスペースでの作業や、ボルトやナットを使った部品の締め付けなどに使用されます。
さらに、ボルトナットはネジよりも力を入れて締結でき、スパナや六角レンチは重要な工具です。
設備の保全業務では必ず使う工具と言っても過言ではありません。
また、スパナと同じ仕事をさらに効果的に行うことのできるラチェットレンチ、
さらに、メガネレンチやモンキーレンチも購入しておくと現場の作業効率がUPします。
また、整理整頓しやすい状態を考えて、単品毎ではなく工具セットで管理できるタイプを選びましょう。
おすすめの六角レンチは下記のリンクに詳細の説明記事があります。
ちなみに、六角レンチは下記紹介の補助便利ツールも併せてご検討ください。
てこの原理ですが、広い場面で六角レンチに力を入れて回す際に便利で重宝します。
さらに、整理整頓のしやすい六角レンチとのセットタイプも下記でリンクしておきます。
工場や製造現場で使いたいおすすめ工具:スパナ/六角レンチ/六角延長パイプ
トップ工業スパナセット
Wera 六角レンチセット
六角レンチ用延長パイプ
六角レンチ&延長パイプセット
④測定工具(ノギスやコンベックス、定規など)
必要性: 測定器具は品質管理の基盤です。正確な寸法や形状の測定を行い、品質の維持と向上を実現します。
使い道: 測定対象の寸法を正確に測定します。JIS規格適合のものを選びましょう。
長さ、幅、高さ、太さ、直径、深さ、奥行などの測定に使います。
また、高品質な製品を提供するためにも測定機器の精度の高さは不可欠です。
ちなみに、高い精度が不要であればノギスのJCSS構成証明書は受け取らずに安価で購入できます。
そして、小型で収納しやすい物は重宝しますが、手入れを行い長持ちするようにしましょう。
しかし、ちょい置きしてしまい無くしやすい工具です。気をつけて管理するようにしましょう。
工場や製造現場で使いたいおすすめ工具:直尺/ノギス/コンベックス
ホーザン 直尺150mm
これはさっと小さいもの測るときに重宝します。
2本持っておくと直角に合わせて90度簡易的に作れたりします。
また、裏面にタップの大きさの規格なども書いてあるので活用しましょう
ポケットノギス100mm
こちらもさっと軸の直径や穴の直径、穴の深さなどを測れて便利です。
また、ポケットと書いてあり通り持ち運びにも便利なサイズで、私もいつも持ち歩いています。
狭い場所での作業には測定部のロック用のネジで固定すると正確に測れます。
タジマ コンベックス5m
建築業界などでは基本中の測定器具のコンベックスになります。
また、色んなところの寸法取りで重宝しますが、精密な測定には向きません。
そのため、ざっくりとした寸法の調査に使えます。
⑤ドリルドライバー
必要性: ドリルドライバーは穴を開けるための電動工具です。いくつかの材質への対応が可能で、効率的な穴あけ加工を実現します。
なお、穴あけ機能だけのものを電動ドリルと呼び、取り付けるビットをドリルから変えることで、ネジやボルトを電動で締めたり緩めたりもできるものをドリルドライバーと呼びます。
使い道: 材料への穴あけや下穴あけ、部品の組み立て作業などで使用されます。
そのため、正確な穴の開け方が品質向上に寄与します。
ただし、必要や用途、穴の大きさに応じた穴あけ用のドリルなどが別途必要です。
特に、鉄工用かステンレス用かで剛性などの差が出るので、加工する材質にも気をつけましょう。
現場で整理整頓できるように収納BOXに入れて管理し使用前後に紛失物がないか確認しましょう
ちなみに、ドリルドライバーは電動ドライバーよりも力がある分、ネジ山の破損などのリスクにも気をつけましょう。
また、ネジが抜けなくなった際は下記のネジザウルスなども活用して見てください。
工場や製造現場で使いたいおすすめ工具:ドリルドライバー/ドリルビット
マキタ ドライバードリル コード式
※ドリルが装着できるドリルビットの大きさに注意してください
鉄工用ドリルセット
ステンレス用ドリルセット
マキタ ドリルドライバー コードレス式
※コードレスタイプは高価ですが充電池などがマキタ別製品との互換性がある場合あります。
ドリルドライバーのおまけ〈インパクトドライバー〉
ちなみに、ドリルドライバーに似たものにインパクトドライバーというものがあります。
できる作業に差はほとんどありませんが、衝撃を与えながら回す分、ドリルドライバーよりも力(トルク)を掛けて作業ができます。
かなりプロ向けの工具にはなりますが、力強く素早いネジ締めや強固に定着した(錆も含む)ネジやボルトの対応に向いています。
しかし、正確な作業においてはドリルドライバーに軍配が上がるので、工場や作業現場の状況に合わせて選択しましょう。
工場や製造現場で使いたいおすすめ工具:インパクトドライバー
マキタ インパクトドライバー コードレス
マキタ インパクトドライバー用ビットセット
インパクトドライバーの機能の拡張性を持たせる場合は下記も併せてご検討ください。
マキタ インパクトドライバー用ドリルチャック
※下記のビットセットを使う場合にサイズに合わせてドリルチャック(アダブター)が必要
マキタ インパクトドライバー用ビットセット大
⑥ハンマー⑦ニッパー
必要性: ハンマーやニッパーは、形状の変更や切断作業を行うための重要な工具です。
使い道: 金属製のハンマーは金属部品の形状調整や加工に使用されます。
また、プラスチック製ハンマー(プラハン)は金属部品や樹脂部品の微調整に使います。
力を込めて叩きたい時に使用されており、沢山の用途のある工具です。
工場ではすでに壁掛け管理で揃えられている工具かもしれませんが、機械の整備などで
よく使うので個人持ちも検討すべきかもしれません。
さらに、ニッパーは部品の切断や整形に活用され、精密な作業にも貢献します。
しかし、切断能力に差がある為、購入前に製造現場に必要なスペックを選びましょう。
何を切断したいかが解ればニッパーも選定出来るはずです。
工場や製造現場で使いたいおすすめ工具:プラハン/金属製ハンマー/ニッパー
トラスコ調整用プラハン
黒くてオーソドックスに選ばれているプラスチック製ハンマー
トラスコ釘抜きハンマー
その名の通り釘抜きにも使える金属ハンマーです
ENGINEER 強力ニッパー
しっかりと切ることができる小型でも強力なニッパー
⑧ラジオペンチ
必要性: ラジオペンチは、異なるサイズの部品をつまんだり曲げれる便利な工具です。
さらに、チェーンのジョイントなど製造現場でよく使う工具なので、携帯しましょう。
使い道: 細かい部品のつまみ作業や固定やチェーンのジョイントの固定や取り外し。
そして、強い力で何かを引っ張りたいときにも重宝します。
工場や製造現場で使いたいおすすめ工具:ラジオペンチ
ENGINEER ラジオペンチ
見た目もスタイリッシュでかっこいい扱いやすい小型携帯用ラジオペンチ。
製造現場や工場でおすすめの工具 まとめ
今回おすすめした工具は、製造現場や工場のプロの仕事に欠かせないものばかりです。
①電動ドライバー②スパナ③六角レンチ④測定器具⑤ドリル⑥ハンマー⑦ニッパー⑧ラジオペンチ
もっと沢山のおすすめ工具を紹介したいところではありますが、製造現場や工場で揃えておくべき基本的な工具に絞って紹介しました。
下記のリンク等より、他の工具マニアがおすすめする工具の記事もお楽しみください。
また、これらを正しく活用することで、品質向上と効率的な作業が実現できます。
そのため、本記事を一つの参考にしてもらいながら現場のニーズに合わせた工具を手に入れて、
工具の整理整頓も考えつつ、製造現場や工場の作業環境向上に努めましょう。
おまけ
まず、一品ずつの工具よりも工具セットで購入したい方のための記事は下記リンクより
また、上級者に近いですが、プラントエンジニア向けの持ち物(工具)は下記リンクより
逆に、もっと初歩的な内容については下記のリンクの工具の紹介をおすすめします。
最後に、下記より同じカテゴリーで記事一覧に飛べます
コメント